十三話
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皆さん。こんにちは。クロム・エーレンです
テスト終了の翌日。つまり、テスト結果の発表日で結果が張り出されたので、アス、ミルテ、アインハルトさんと一緒に確認に来たは良かった……
「ありゃー。私初めてだよ。クロムくんにこんなに大差つけられたの」
「クロム……。お前、いつも手、抜いてたのか…?」
そう言うわけではないけど……
「初めてですね。抜かされたのは」
アインハルトさんがそんな事を言っている
えっと、全員のランキングを言うと……
アス・クルス 37位
ミルテ・エシェル 15位
アインハルト・ストラトス 2位
クロム・エーレン 1位
そう。僕はあの時に言った通り、学年主席を取ってしまったわけだった……
「アインハルトさんがずっと学年主席だったから、クロムくんが初めてなのかな?」
「はい。基本的に、いつも2位とは差がついてしまってましたから…」
初等科より僕達の学年でずっと主席なのはどうやらアインハルトさんだったらしい。初等科の頃なんてランキングより、フィジカルの評価ランクを気にしてたくらいだから、誰が主席なんて知らなかったわけで……
「クロム……。期間中、1日どれくらいを費やした…?」
「期間中に結構色々とあったから、足りないと思ったけど、基本的には1日5時間は費やしたかな?」
うん。そうのはず。休日は何もない時は半日程やってた時もあったけど……
「いつもは?」
「2時間から3時間だね」
それくらいしか集中出来なかったが、正しいけどね
≪ホント、マスターにしては今回は異常でしたよ。勉強中はまともツッコんでもくれませんし、私1人では暇でしたよ。もう≫
「基本的にロンドが邪魔するからいつも2、3時間しか出来ないのかも知れない」
ま、勉強が終わった後にこれでもかって言うほどのツッコミは言ってあげたけどさ
「そう言えば、さっき配られた点数表。どんな風だったんだ……?」
「ああ。うん。こんな感じ」
アスにさっき配られた各自の点数表を渡す
「総合得点999点、フィジカル236人中10位でランクS……」
えっと、初等科は5教科合計500点満点で中等科は10教科合計1000点満点で競われるから、僕はたった一問。どこかミスったらしい
「フィジカルはあれで10位か。やっぱりリーヴァが1位かな?」
「いや、ほれ……」
アスが自分の点数表を差し出してくる
「あれ?17位だ」
「ついでにミルテが8位、ストラトスが1位だ…。リーヴァは多分、2位のはずだ……」
負けても戦いのレベルが凄かったからかな?やっぱりオリジナルの魔法とか点数高いのかな?
「えっと、クロムくん。テスト
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