琴浦幻憑記
[7/7]
[9]前 最初 [1]後書き
いわよね」
「ここには原因がないのか? じゃあ先を急ぐぜ」
この世界では弾幕勝負という真剣勝負に変わる決闘ルールがあるらしい。
私もこの弾幕というものをさとりお姉ちゃんとこいしに教えてもらったよ。
長年の成果を生かせる時!と思って挑んだけど紅白巫女にも黒白魔女にもボコボコにされちゃったけどね。
さとりお姉ちゃんもこいしも負けてたからとても強かったんだと思う。
心を読める能力も今では制御して使用できるようになっている。
ここにはお互い心が読める古明地姉妹に逆に読めないペットたちばかりだからあまり機会がないけど、いざとなったらON/OFFの切り替えができるから前世よりはましなのかな。
「今日の日差しは陽気だねー」
「うん、地下だから日差しなんてないけどね」
「はるか、ペットの餌お願いねー」
「いやさとりお姉ちゃんも動いてください。後私たちのペット餌は怨霊とかですから!」
こいしに突っ込んだり、さとりお姉ちゃんに突っ込んだり忙しいけどね。
あれ私ツッコミ役だっけ?
「今日は『間欠泉地下センター』に行くわよ。全く本当は管轄外だっていうのに……」
「ならついでに温泉いけるね。今日は温泉の日にしようよ」
でも今世ではさとりやこいしがいて――
「ちゃんと仕事が終わってからだよ。でも温泉かぁ。久しぶりだね」
「そうね、じゃあ帰りに寄っていきましょうか」
「やったー、温泉だー!」
良い人生を送れると思う。
だから今回はくじけないで生きていこう。
[9]前 最初 [1]後書き
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ