GGO編
百一話 強者へ至る道
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真剣な顔で問うた彼に、リョウは何故そんな顔をしているのか。と言った様子で首をかしげた。
「なんでって……お前詩乃のダチなんだろ?」
「えっ?」
不意打ち気味に聞かれ、思わず新川は頷く。
「で、今俺と「ゲーム(デュエル)」したよな?」
「は、はい」
何が言いたいのか分からず彼は頷いて……
「なら俺のダチじゃん」
「…………」
この一言で固まった。
それはまるで、「友人のゲーム手伝ってなんか問題あんの?」といった様子の(と言うか実際そう思っているのだが)余りにも何の含みも無い言葉だったから。
んじゃ、先行くぞ〜と言いながら外に出て行くその背中を、彼はただ茫然と眺めていた。
Third story 《少年を否定せよ》 完
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