陳留到着
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落ち着いてきたのか、俺が不機嫌になっているのに気がついたのか、謝罪の言葉を言う。
俺の覚悟を馬鹿にした訳ではないので、気を取り直す。
「笑ったのはね、縁が王になるって言っても何も変わっていない所よ。
それに私以上に頑固って所よ。」
言われて考える。
俺って頑固か?
「頑固なのか?」
気になったので、聞いてみた。
「頑固よ。
私を殺したくないからって、様々な状況を作って屈服させるところとかね。」
また思い出したのか、少しだけ笑いながら彼女は言う。
「縁、やっぱり貴方は最高よ。
より一層貴方が欲しくなったわ。」
「今の所、脈はないぞ。」
「なら、これからさせればいいわ。
独立するにも、まだ時間はあるでしょう。
ともかく、これからよろしく。」
華琳は手を差し出してくる。
俺はその手を握り返す。
こうして俺達は独立するまでの間、華琳の所で客将として仕える事になった。
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