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仮面ライダーZX 〜十人の光の戦士達〜
新生と復活
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その言葉を口に出して言った。
 「それは・・・・・・何だ」
 「・・・・・・君がこれから知るものだ」
 「俺が・・・・・・・・・」
 ゼクロスは表情を変えずに呟いた。
 「知りたいと思わないか、それを」
 「・・・・・・・・・」
 ゼクロスは暫し沈黙していた。結論は出なかった。
 「まだ次の作戦まで時間がある。ゆっくり考えてくれ。話はそれからでいい」
 博士はそう言うと席を立った。
 「だが」
 出入り口に身体を向けたところで再びゼクロスの方へ顔を向けた。
 「知りたくなったら私の所に来てくれ。何時でも待っているから」
 「何時でも・・・・・・」
 博士は出入り口の横のボタンを押した。シャッターが左右に開いた。
 博士は部屋を出た。後にはゼクロスが一人無言のまま座っていた。

 新生と復活  完


                                   2003・11・20


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