集結、そして新たなる敵
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。やがて店の扉が開いた。そこに男達の姿があった。
「・・・・・・・・・来たか」
まず本郷猛が入って来た。続いて一文字隼人。そして風見志郎、結城丈二。その後ろには神敬介とアマゾンがいる。城茂、筑波洋。そして沖一也が最後に入った。
九人のライダー達が揃った。皆顔には強い決意の色がある。
「・・・猛、隼人、志郎、丈二、敬介、アマゾン、茂」
立花は自分と共に闘ってきたライダー達の名を呼んだ。
「・・・洋、一也」
谷も呼んだ。それまでの和気藹々とした感じは無かった。緊張し張り詰めた空気が支配していた。
「よく帰って来てくれた。御前達の元気な顔を見れてわしは嬉しい」
「おやっさん・・・・・・」
九人の戦士達も感慨深げだった。だがそこに感傷は無かった。
「話は聞いている。また新たな組織が動き出したようだな」
「・・・・・・・・・」
ライダー達は口を開かない。それは肯定の沈黙であった。
「またつらく長い戦いが始まる。だが御前達は今までそれ以上の戦いを何度もくぐり抜けてきた。絶対に負けるんじゃあないぞ」
その言葉にまず本郷が声を出した。
「当たり前ですよおやっさん、俺達は絶対に負けません」
「まだまだカメラに撮りたいものもありますしね」
「俺にも都合がありましてね。負けてやるわけにはいかない」
「右手がね、言うんですよ。悪を倒せって」
「いつもの事ですよ、奴等が出て来る時は。また倒してやるだけです」
「アマゾン、負けない。悪い奴倒す、それだけ」
「面白くなってきたじゃないですか、誰だろうがこの拳で黒焦げにしてやりますよ」
「悪と戦う心があるから・・・俺はライダーですから」
「人の夢、それを壊そうとする奴は許せません」
九人の戦士達は口々に言った。声も顔も強い決意が滲み出ている。それを見て立花と谷は満面の笑みを浮かべた。
「そうか、ならばわし等からは言う事は無い。その力の全てを以って倒して来い」
“フフフフフ、果たして倒せるかな”
何処からか声がした。
「その声は!」
皆聞き覚えのある、いや忘れたくても忘れられない声だった。
“ライダー諸君、久し振りだな”
全ての悪の元凶の声だった。倒れた筈の。
「!?その声は・・・・・・やっぱり生きていやがったか」
立花がその声を聞いて顔をしかめた。
“立花藤兵衛、私はこの世に悪がある限り幾度でも甦るのだ”
首領は叶笑した。
“折角全てのライダーがこの日本に集結したのだ。もてなさなければならないと思ってな”
首領の言葉は続く。
「フン、折角だが断らせてもらうぜ。どうせ貴様の事だ、罠でも仕掛けているんだろう」
風見が声のする方を睨みつけ言った。
“フフフ。風見志郎よ、あの時と変わらぬ
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