第三章
[8]前話
全国単位で評判になった、それで早乙女は言った。
「工夫とアイディアでね」
「人気が出ますね」
「行政でね、予算と手間も考えて」
早乙女は山口に市役所の食堂で今日は定食を一緒に食べつつ話した、早乙女は海老フライ定食で山口はハンバーグ定食だ。
「そのうえでね」
「やっていくことですね」
「そうだよ」
笑顔で言うのだった。
「そうしたらあの道みたいに」
「人気が出て」
「新たな観光地にもなって」
そうなりというのだ。
「来てくれる人が増えて」
「そうして市で食べてくれて飲んでくれて」
「お土産も買ってくれてね」
「観光産業が栄えて」
「そしてね」
さらに言うのだった。
「そこから働き手も増えて」
「そうしたお店で働いてくれて」
「そこから税収も増えて」
「市の行政もやりやすくなります」
「そうだよ、いや成功してよかったよ」
あの道がとだ、早乙女は海老フライを食べつつ言った。
「お陰でまた新たな観光地になった」
「本当にそうですね」
「だからね」
それでというのだった。
「これからもこうしたアイディアをね」
「出していくことですね」
「我々だけじゃなくて」
「他の人達が」
「そして議論もして」
今回の様にというのだ。
「職員の人達が市議会でも」
「それで市民の人達も」
「そのうえで予算や手間とも相談して」
「やっていって」
「そしてね」
そのうえでというのだ。
「市をよくしていく」
「そうしていくことですね」
「そう思っているしね」
「今回もですね」
「その考えでやってみたけれど」
「成功でしたね」
「そうなって何よりだよ」
笑顔で言う、そうしてだった。
二人はそれからは自分達だけでなく市民にも意見を求めていった、それを議論を行ってから予算や手間も見てだった。
進めていった、そうして市はよくなっていった。カラフルな道そのままに。
カラフルロード 完
2024・10・15
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