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仮面ライダーZX 〜十人の光の戦士達〜
熱砂の騎士
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フト部に所属しキャプテンとしてチームを優勝に導いた。親はいないが幼い頃より友人には恵まれていた。
 その中でも大学で知り合った友人沼田五郎とは親友同士であった。心ゆくまで語り合い飲み合った。腹を割って話せる真の親友であった。
 その沼田がある日突如として姿を消した。下宿も彼がよく行く店も回ったが何処にもいなかった。警察に捜査を頼んでも手掛かりは得られなかった。
 ある日城の下宿に暫くの間姿を消していたその沼田が現われた。全身傷だらけで最早いくばくもない事は一目でわかった。
 死ぬ間際彼は城に言い残した。
 「ブラックサタン・・・・・・」
 と。
 ブラックサタン、それはあの首領がガランダー帝国の次に創り上げた七番目の悪の組織であった。サタン虫という奇怪な寄生虫を使い人間を操り世界征服をたくらむ組織だった。サタン虫の長を首領とし陰から操っていたのだ。
 その存在は人々に知られることなく始まった。だがここにその存在を知ってしまった男がいたのだ。それが城茂だった。
 親友の仇を討たんと決意した彼はブラックサタンのアジトを探した。そして自ら組織に入れてくれるよう志願した。
 ブラックサタンは彼をテストした。全てにおいて優秀なデータを出した彼をブラックサタンは改造人間とした。だがそれこそが彼の狙いだった。
 脳改造を行う直前組織への忠誠を宣誓する場において彼は反旗を翻した。そしてブラックサタンの打倒を宣言し基地を脱走した。
 脱走の際彼は改造室にいた一人の女性を救う。彼女の名は岬ユリ子、電波人間タックルであった。
 やがて立花藤兵衛とまぐり会った彼等は日本全国を回りブラックサタンの暗躍を阻止していく。この事態を重く見たブラックサタンの大幹部一つ目タイタンはストロンガー打倒へと作戦をシフトさせていく。
 多くの作戦を阻止された彼は遂にストロンガーと対決する。だが敗れ去り海の中で爆死する。
 次に首領が送り込んだのは謎の剣士ゼネラルシャドウだった。彼にストロンガーを倒すよう指示するとともにタイタンを改造し百目タイタンとして復活させた。二人の大幹部によって二正面作戦を展開させようとしたのである。
 だが功を焦るタイタンとシャドウは激しく対立し作戦遂行は思うようにいかなかった。百目タイタンは地底王国での決戦に破れた。
 ここで首領はシャドウに全てを任せたかというとそうではなかった。所詮雇われ幹部である彼よりも生え抜きであるデッドライオンを呼び寄せたのだ。
 これに反発したシャドウは裏切った。ストロンガーに組織の秘密を教え何処かへ姿を消したのだ。シャドウの言うまま進んだストロンガーは首領と対峙する。首領は倒れストロンガーは友人の仇をとった。
 その彼の前に新たな組織が現われる。ゼネラルシャドウが呼び寄せた改造魔人からなる組織、デルザーであっ
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