第十話 奈良においてその十
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
「それは何故だ?」
「はい、それはですね」
ここで彼等の周りに一匹の巨大な蝿が飛んできて話をはじめてきた。
「私が説明しましょう」
「何だ御前は」
リュウオーンがその蝿を見て問うた。
「見たところただの蝿ではないな」
「はい、私の名前はバエ」
自分からも名乗ってみせた。
「かつてはメレさんのお腹の中に囚われていましたのです」
「何か無茶苦茶な話だな」
「そう思いますか?」
「うむ、思う」
ガジャが同情する声で応えた。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ