流星になった漢たち(中編)
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考え、対応することを。
初戦は上手くいった。
二戦目はメビウスに被害が出たがなんとか勝った。
……三戦目、敵ジンは追加武装を装着。機雷を飛ばされ、代わりにメビウスが機雷の代わりに特攻。十人単位の犠牲が出る。
五戦目、鹵獲されそうなカタフラクトを、敵機ごと試験艦艇のローエングリンで抹消。
データの見返りとして、即座に次のカタフラクトが着座。
費用対効果を考え、ユーラシア上層部は正式ナチュラル機体が出来るまで、カタフラクトの運用を承認。
発生する犠牲のため、アルテミス基地全体に箝口令を発令。
きっと、このオフラインの日記は、この基地を出るとき、消されるだろう。
何も出来ない管制官のボヤキと嗤っても良い。
でも、もしこの月の周りを飛んでいた船がいたら、覚えていてほしい。
ここには、確かに『勇者』がいたって。
ナチュラルの正式機体を作る、その時間を稼ぐために、命をかけた奴が居たって。
C・E100、とあるジャンク屋が個人端末の削除データから吸い上げたデータの抜粋
流星になった漢たち(中編)了
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