暁 〜小説投稿サイト〜
真・恋姫†無双 劉ヨウ伝
第52話 共闘
[4/4]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
笑むと拱手し、私への失礼な発言を謝罪してきました。

こう下手に出られると私も強気に出れません。

彼女は私が信用できるか私を煽ったようです。

私もまだまだです。

でも、揚羽のような態度では彼女を信用させることはできなかったと思います。

「正直、頭に来ました。しかし、水に流しましょう。この村にとって私は素性の解らぬ者。私が劉ヨウと名乗ろうとそれを証明する術は持たない。あなたのように用心深くとも致し方ない」

私は溜息をつきいいました。

今後の山賊との戦いはこの村の住人全ての生命が関わることだ。

うかつなことはできないです。

彼女のような人がいたからこの村も何とか守れたのでしょう。

「寛大な計らい感謝いたします。私は趙覇と申します。趙雲は我が不肖の娘ですが、山賊討伐の末席にお加えください」

史実で趙雲の父と兄の名前は不詳になっています。

歴史のミステリーに触れ少し得した気分になりました。

兄もしくは姉がいるか山賊狩りが終わってから聞いてみましょう。

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ