第二章
[8]前話
二人で子犬を治療した、栄養失調で弱っていたがその子犬も助かった、そしてしばらく病院でほごすることにして母犬にも言ったが。
「またです」
「三匹目もだね」
「連れて来ました」
「クゥン」
「クン」
見ればその母犬がまた病院の前に子犬を咥えて来ていた、それを見て二人で話した。
「そうしてきました」
「じゃあこの子もね」
「助けましょう」
「命は大事にしないとね」
「絶対に」
二人で話してだった。
その子犬も治療した、やはり母犬はじっと見守っていた。この子犬も助かり。
「クゥン」
「クン」
「クンクン」
「クォン」
母子三匹で一緒に病院に保護された、母犬はマルヤムと名付けられ。
三匹は二匹は雄で一匹は雌で」
「メフメット、ケマル、それにです」
「アルフリードとね」
「名付けましたが」
「いい名前だよね」
「どの子も。それで」
メルキはドガンに話した。
「これからです」
「里親を探そう」
「はい、そして」
そのうえでというのだ。
「皆です」
「幸せになってもらおう」
「是非、折角助かったんですから」
「子犬達がね」
「助けを求めてきたマルヤムも」
母犬もというのだ。
「いますし」
「四匹共ね」
「これからはです」
「幸せになってもらおう」
「はい、それじゃあ」
「この子達が完全に健康になったら」
その時はというのだ。
「里親を募集しよう」
「そうしましょう」
二人で話した、そしてだった。
母子が健康になってから里親を募集した、するとすぐに四匹揃ってイスタンブールの心ある家族に迎えられた、そのうえで一家全員幸せになり二人もよかったと笑顔になったのだった。
子供達を助けて欲しくて 完
2025・2・17
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