第一章
[2]次話
お客さんと店員さんが入れ替わった
遠藤守也はスーパーの店員だ、大手スーパーで世界的企業グループ八条グループが経営している八条スーパーで勤務している。黒く短い髪で卵型の顔に明るい感じの大きな目と小さな唇を持ち背は一七〇位で痩せている。
今彼は店の中で常連客の一人斎藤一人黒髪を真ん中で分けてホームベース型の顔で大きな丸い目を持つ一七五位の背で細身の彼に言われていた。
「最近野菜が高くてね」
「困ってますよね」
「うん、何かとね」
斎藤は腕を組んで言った。
「うちも苦しいよ」
「そうですよね」
「それでも何とかな」
斎藤はさらに言った。
「生きていかないといかないからな」
「こうした状況でも」
「ああ、うちも他のお家もな」
「そうですよね」
「だから特価の時にな」
「買ってくれますね」
「かみさんとも話してな」
こう言うのだった、そしてだった。
斎藤は野菜の中で特価のものそれに他の安く売られているものを買って家に帰った、そうしてであった。
後日遠藤は家族と共に自分の勤務先である八条スーパーと同じく八条グループが経営している八条ホームの自宅の最寄りの店に車で行った、するとだった。
「いらっしゃいませ」
「あれっ」
遠藤が電化製品のコーナーに行くと店の制服とエプロンを着た斎藤がいた、遠藤は彼の挨拶に思わず声をあげた。
「斎藤さん?」
「あれっ、遠藤さん」
「ここで働いてたんですね」
「ええ、そうです」
「これはまた」
遠藤は意外という顔で述べた。
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