13-4
[1/3]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
翌朝、おトイレに連れて行ってくれた後、お母さんは私がお願いしたものを買いに行くと、出て行って、その後、翔琉が顔を出してくれて、私が好きだというレーズンのプリンを持ってきていてくれた。
「わぁー お盆なのにお店やっていたの?」
「うっ うん まぁー 好きなんだろう? これ」
「うん だぁ〜い好き」
と、そのプリンを食べた後、私は 「ねぇー」と、翔琉の手を握ったので、わかったのだろう。ベッドの上の私を抱きしめてきて、キスしてくれて、舌も絡ませあって濃厚なのだった。
「ねぇ この前もキスしたの プリン食べた後だったような気がする 大きな樹の下 どこだったかなー でも、あの時、あの店お休みだったので、私 ファミマで買って行ったんだよねー あの時、なんでお休みだったんだろう・・・」
「水澄 そう・・・いや ゆっくりと思い出せばいいよ」
「思い出すって? ・・・」私には、そうだ 暑い夏の公園で、翔琉と抱き合ったシーンが・・・何となく 頭をかすめてきていた。
「あのさー 俺は ず〜っと 水澄の側に居るよ 別に俺のことさえ忘れなかったらいいんだよ あのさー 俺 高校 教育大付属に行くよ 水澄は、そのまま高校部に行くんだろう 同じ駅だから 時々 逢えるよねー」
「うん そーだね がんばれ! 翔琉 なぁ 翔琉は私の彼氏やんなー いつからなんだろう」
「うん 勿論だよ 彼と彼女だよ あのな、これから塾の手続きあるから帰るよ 明日から学校も始まって、塾もあるから土日しかこれないかわからないけど ラインするよ」
と、彼が帰った後、直ぐに花梨がやってきた。
「ねぇ ねぇ 廊下ですれ違ったの彼なんでしょ 来てたの?」
「うん 今 帰ったとこ」
「やっぱー 直接 話したことないからー でも そーなんだろうなって 会釈だけしたけどー やさしそーだよね」
「そう? ウフッ 花梨 練習は?」
「えっ えーと 今 お盆休み・・・」
「あっ そーかー 身体休ませなきゃーね 普段 痛めつけてるんだものねー」
「そうねぇー あのさー 1年の時 ウチが初めて全中に行くんで、水澄が練習相手になってくれたの 覚えている?」
「覚えてるよー あの時 花梨 心細そーな顔してさー でも 1年生の代表だからーっと思った」
「そう その後 ダブルス組んでさー 初めて大会に出て 優勝したやんかー」
「そーだよ あの時 私 不安だったけど 花梨に助けられてさー」
「でも あの時から ウチ等 相棒になったんだよね 最強の」
「そーかなー お互い 助け合って 息もピッタリだったよね 懐かしいなぁー」
「その後 水澄は若葉と組むようになったけど 水澄はウチ等は仲間だと・・・ウチ 嬉
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ