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花梨 これ 美味しいんだよー 私のお奨め 食べてー まだあるからー」と、花梨にも差し出していた。
「う〜ん プルンじゃぁなくて とろける感じ 美味しいわー」
「でしょっ 好評で 売り切れるんだって 去年からなんだけど これの発売には私も絡んでいるのよ」
「へぇー 中学チャンピォンお奨めとか?」
「ピンポーン 近いわ さすが 花梨 鋭いね なぁ 私 こんなんになってしもーぉたけど 花梨は絶対に2冠取ってなー 団体も若葉と組むんは ひなたかなー サースポーやし・・・」
「水澄ぃー」と、花梨は私を抱きしめて また 泣き出して、涙を拭きながら帰って行った。なんだろう? あの子 急に涙もろくなってぇー
その後、本堂監督が顔を出してくれて、お母さんに「前の監督さん」と説明すると
「申し訳ございません 今回のことは 私が指導も出来ないのに、余計なことを言ったばっかりに 私の責任です 水澄さんには無理をさせてしまいました」と、頭を下げていたのだ。
「監督 そんなことないですよー お陰様で高校生のトップクラスの先輩にも勝つことが出来ましたし 私 成長出来たんです 感謝していますよ」
「そうですよー この子が厳しいことわかっていて 自分で選んだ道ですからー 先生には責任はございませんわ それよりも 水澄が近所でも有名になってー 私も自慢の娘にしてくださって感謝しています」
「水澄 まぁ 治して、リハビリになるんだろうけどー 来年の高校総体には元気な姿を見せてくれ」
「監督・・・私・・・ もう 前みたいには飛ぶと言うこと できないかも・・・自信ないの それに、花梨には一度も勝てないままで・・・」
「そんなこと無かったじゃぁないか・・・いや・・・そのー お互い切磋琢磨して、成長しとる」
「あの子 天才だから 私なんてー」
「なに 弱気になっとるんじゃー 水澄なら きっと 復活すると信じとる・・・その・・・ 花梨にも勝てるさー きっとな 君はそーいう奴なんだ」
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