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彼は いつから私の彼氏?
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るわよー それより、しばらくは水澄ちゃんだって おトイレ苦労するでしょ お友達 呼んでくるわね」

「みんなごめんね これから大切な大会が控えているのに こんなことになっちゃってー 監督 ごめんなさい」

「えっ ええ いいのよ 2年生も頑張っているし 優勝できるわ きっと・・・」

「そーだね 若葉ごめんね 組めなくて でも ひなたも莉子も居るから大丈夫よね」

「・・・うん でも水澄・・・ 試合のことは 気にしないで 治療に専念してね」

「うん でも 私 スマッシュで飛んだのは覚えているんだけど・・・気がついたらベッドの上だったの ごめんね でも 2連覇はしてよね 私も頂点に立ちたかったなぁー でも、山手丘も来るし、都学院も不気味だわ 頑張ってよ! 花梨も2冠は絶対よ」その時、花梨が泣き出して

「水澄がねー 水澄がいるからーぁー」

「なによー 花梨が泣いたの初めてよねー バッカじゃあないの 私のことを気にするんだったら 練習しなさいよ! 次に来る時は、金メダル見せにきてよね」

「水澄 頑張ってね 私達も水澄が戻ってくるのを待ってるからー」と、監督が言い残して帰ろうとしている時

「若葉 びっこみたいだけど・・・大丈夫?」私 若葉の様子が変だから

「えっ あぁー 大丈夫だよ ちよっと 捻っただけ 何でもないよ」

「そう なら 良いんだけど ここまでこれたのは、若葉がまとめていてくれたからだよ 感謝してる 絶対に2連覇だよ!」

「水澄 ・・・早く 良くなってね」

 監督たちが出て行く時、お母さんに何か紙包みを渡そうとしていたみたいだけど、お母さんは「まだ 混乱すると思いますし、もう少し預かっていてください」と言っているのが聞こえていた。何か、変なのと思っていたのだ。

 入れ替わりに、智子、十蔵、翔琉が来てくれたのだけど、あの子達は進学する高校の話をしていて、智子は、女子のクラブがあるらしいので学芸大学の付属高校に行って、サッカーを続けると言っていた。

「先輩は大丈夫だよ ウチが 食事作りに行くから・・・」

「そんなこと言って また タンクトップとピチピチのんで誘惑したらあかんでー あっ あれは・・・春休みの時やったんやろーかー えっ バーベキュー? だったかなぁー」

「水澄・・・」

 あんまり、翔琉とは話が出来なかったのだけど、帰り際に翔琉は「明日も来るよ」と、そっと言ってくれたのだ。


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