第二章
[8]前話
「清掃業でね」
「働けるのね」
「ずっとやっていてね」
掃除をというのだ。
「スキル備わったから」
「だからなのね」
「そう、それでね」
奏に笑顔で話した。
「あっちに帰ってお掃除したら上手だってね」
「言われたの」
「それで自信もついたし」
それでというのだ。
「大学までこっちにいるつもりだけれど」
「ジャマイカに帰っても」
「清掃業でね」
「働けるのね」
「それが出来るってね」
その様にというのだ。
「思ってるわ、毎日やってるとね」
「子供の頃から」
「やっぱり上手になるのよ、学校や寮が奇麗になって」
「しかもお掃除のスキルが備わって」
「それで生きていけるならね」
それならというのだ。
「いいことよ」
「日本じゃお掃除、トイレ掃除も誰でも出来るって思っても」
「だからそれは学校で毎日してるからで」
「他の国だとそうでもないのね」
「日本の清掃業の人はそれだけに凄いし」
学校で毎日掃除をしている経験が下地にありというのだ。
「それでね」
「他の国ではなのね」
「皆ずっとやっていないから」
「その分スキルないのね」
「だからね」
それでというのだ。
「ジャマイカに帰ってお仕事に困ったら」
「そっちに行くのね」
「そうするわ」
奏に笑顔で話した、そしてだった。
学校や寮でトイレ掃除も含めて頑張っていった、そして大学を出た後はジャマイカに戻ったが就いた仕事は八条学園を経営している八条グループの運送会社のスタッフで清掃業ではなかった。だが職場でも掃除を進んで行いそれが上手だと評価されたのだった。
トイレ掃除 完
2025・2・15
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