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不遇水魔法使いの禁忌術式(暁バージョン)
番外編1
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「ありがとう…ごめんね」

何だか私は仄暗い喜びを得てしまって…これで私は一人でないのだと。

「これで契約は結ばれたわ」
「私はサーシャ、水の魔法使い、禁忌術式にて災厄を齎した者」

そして私は契約を介して禁忌術式の影響を与えるために口付けをする。これが彼の初めてだったら色気のない状況と相手だから申し訳ない気もする。そうして私は魔法を掛けていく。こ

初めての口付けはどんなものかなんて分からなかった。

「起きたらあなたの名前を聞かせてね?」

今度は私の腕の中で眠りについた彼を抱える。
そして膝を枕のようにして私は体が作り替えられている痛みが少しでも癒やされるように魔法をかけ頭を撫でるように手を添える。そして私は彼を生かすと決め…旅の果てに為すことを己に定めたのだった。
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