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ツバサ -DECADE CHRoNiCLE《ディケイドクロニクル》-
第25話:再会のソウフウ
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ディケイドと2号を攻め立てる。
迫りくる火炎攻撃を掻い潜り、ディケイドは2号と共にアギトへと接近戦を仕掛ける。
二人が避けた炎は周辺に燃え移って焼き尽くしていき、ついにはサクラ達のいる物陰へ飛んでくる。
「「うわっ!?」」
「きゃっ!?」
「危ない……!」
迫りくる炎を庇うようにサクラは子供達の前に出る。
子供達を庇うサクラへと炎が飛んでいく……だがそこへ、電子音声が鳴り響いた。
【GUARD-VENT】
「ハァッ!」
電子音声が鳴り響いた直後、サクラの前に躍り出たナイトが漆黒のマント・ウイングウォールで炎を防ぐ。
誰も傷一つ追わなかった事を恐る恐る確認したサクラは目の前に立つナイト――変身した小狼に向かって叫んだ。
「小狼君!」
「もう大丈夫です、姫」
「うん!」
小狼が変身を遂げたナイトの登場に、サクラは勇気づけられ笑みをこぼした。
戦う力のないサクラ達を守るように、アギトとの戦闘をディケイドと2号に任せることにした。
一方、ディケイド・2号対アギト・バーニングフォーム。
ディケイドのライドブッカー・ソードモードによる剣戟と2号の巧みな蹴り技により、ようやく互角に渡り合うようになった。
二人相手では不利だと判断したアギトは紫色に染まったベルト・オルタリングに両手を翳すと、専用武器・シャイニングカリバーが出現。
形に閉じた状態・エマージュモードから薙刀状のシングルモードに変形させると、ディケイド達に斬りかかる。
「ハァッ!」
「くっ!? コイツ!」
「手強い……!」
2号と共にシャイニングカリバーを受け止めるディケイドだが、アギトから繰り出される腕力により簡単に押し切られる。
よろめきながらもなんとか猛攻を止めようとする二人だが、アギトはシャイニングカリバーの刀身に炎をともすと、それを思いっきり振りかざそうとした。
「タァ!!」
「まずい……!」
ディケイドはアギトが繰り出そうとする技に冷や汗をかいた。
アギト・バーニングフォームの必殺技の一つである『バーニングボンバー』……炎の刃で切り裂く大技を飛ばすことで二人に目掛けて放たれた。
アレをまともに食らえばひとたまりもないと察したディケイドは咄嗟に一枚のカードを装填する。
【FINAL-ATTACK-RIDE…DE・DE・DE・DECADE!】
「ハァッ!!」
ディケイドが繰り出したのは、数枚の金色のカード型エフェクトをくぐって放つ必殺キック『ディメンションキック』。
アギトの繰り出したバーニングボンバーとぶつかり合い、暫しの間拮抗する。
だが、ディケイドのディメンションキックを押し切ろうとアギトが叫んだ。
「―――うぉおおおおおおおおおおおおお
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