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ツバサ -DECADE CHRoNiCLE《ディケイドクロニクル》-
第21話:渦巻くセンプウ
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で、こっちは士さん」
「俺は俊彦」
「僕は義男」
「私は満里奈です」
三人の子供達は士達に自分達の事を話した。
やんちゃそうな男の子……俊彦、大人しそうな男の子……義男、短いツインテールの女の子……満里奈。
自分達の紹介をし終えた後、俊彦が声を上げて助けを求める。
「そうだ!なぁ!兄ちゃん姉ちゃん、あいつら黒服の奴らじゃないなら助けてくれよ!」
「助けるって誰を?」
「仮面ライダーの兄ちゃんだよ!」
俊彦の言葉を聞いて、三人は驚く。
―――仮面ライダー、確かに彼らはそう言った。
彼らの言う仮面ライダーが"サクラの羽根を持った仮面ライダー"と同一人物かどうかわからないが、少なくとも怪我をした仮面ライダーがいることになる。
その考えに至った士が子供達に対してこう言った。
「とりあえず案内しろ。怪我の具合が見たい」
「いきましょう、士さん。放っておけません」
「いいの?」
「大丈夫、私達怪我した人は放っておけないから」
サクラの言葉を聞いて、子供達は互いに見合わせて無言でうなずく。
子供達は士達を連れて裏路地へと入っていく。
―――その様子をオートバイに乗った一人の人物が遠くから見ていた。
「……あれは」
ヘルメットで顔を隠した男はハンドルを握って、アクセルを吹かす。
バイク音を鳴らしながら、男を乗せたバイクは別の所へと走っていった。
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