7話〜幽鬼の支配者〜
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「じゃあ、俺はニコニコ野郎だな」
「僕はヨゾラです。よろしくお願いいたします」
「まだ、気に入らねぇがよろしくされてやるよ?ニコニコ野郎」
「キラキラ、よろしく」
ヨゾラは、これから協力者となる2人に失礼がないようにする。
これが、鉄竜と錆竜と星竜の出会いである。
後日、風竜とも友好を深めていくのである。
それから、しばらくしての事、幽鬼の支配者への正式な依頼を終えたジュードとジョゼとウィリアムが部屋に訪れた。
「お待たせしましたねぇ、2人とも、依頼のお話は終わりましたので帰りますよ」
「…………………………………………帰るぞ」
上機嫌なジョゼと、ジョゼとは対照的に不機嫌そうなウィリアム。
「ヨゾラ、客人に失礼はなかろうな?」
機嫌が良いジュード。
「終わったのかいマスター?ウィル旦那はご機嫌ななめか?酒でも飲んだのか?ギヒッ!」
「うるさいぞ……ガジル!」
「ジョゼ!帰ろ!帰ろ!ギルドに帰ろう!きひっ!」
「おやおや……豪華なお食事を食べたようですね?ほら、ロフォロンさん、口元に錆鉄の粉が付いていますよ」
ジョゼは、ロフォロンの口元に付いた錆鉄を自身のハンカチで綺麗に拭いてあげる。
「ジョゼ!、ありがと!ありがと!」
ロフォロンの感情に左右されているのか、身に付けている特殊な猫耳がピョコピョコと動いている、嬉しいのであろう。
「それでは、ジョゼ殿。我が娘の事をよろしく頼む。それと、コーネリア伯爵もルーシィ奪還を手伝ってくださるようだ手練れを連れて援護に向かうと」
「ほう……分かりました。協力してルーシィお嬢様を助けましょう」
「それと、我が屋敷からもあの者はヨゾラという、我が手駒の中で一番の手練れだ、この者も後日、そちらに向かわせる。好きに使ってくれ」
ジュードに紹介されたヨゾラは一礼する。
「よろしくお願いいたします」
「えぇ、よろしくお願いいたしますねぇ。それでは、皆さん、帰りますよ。ジュード殿失礼致します」
ジョゼ率いる、幽鬼の支配者はハートフィリア家を後にする。
帰り際に
「ニコニコ野郎!お前強いんだろう?俺には分かるぜ?待ってるからよ!ギヒッ!」
「キラキラ、ワタシ、キラキラ待ってる!、早く来い!」
「再会する日を楽しみに待っています」
幽鬼の支配者の者達は帰って行くのだった。
その後、ヨゾラとジュードは。
「旦那様、幽鬼の支配者は信用できますでしょうか?」
「ふん……利用するまでよ。ヨゾラ、幽鬼の支配者には妖精の尻尾を潰してもらう。お前がルーシィを連れてくるのだ……よいな?」
「はい……必ず
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