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午後からは、柔軟の後、うさぎジャンプを体育館2往復なんだけど、1往復過ぎたあたりあたりから、1年の二人が送れ出して、遥香が「自分に負けちゃー駄目よ 頑張れ!」と、声を掛けていたのだけど、途中でふたりとも崩れていた。それでも、何とかたどり終えた時、若葉が
「あなた達 私達の足を引っ張りに来たの! 自分を伸ばす為でしょ! あのね 途中で崩れるって諦めるってことよ こんなことは初めてやったんだから仕方ないよとか 言い訳してるんちゃう? 辛いのは当たり前なの 他人を超えるんだからー 止まってもいいのよ! 又 進めば良いんだからー そこで、泣いても良いのよ 誰も見てないしー そやけど崩れたら、そこでおしまいやな! あなた達は水澄の推しでここに居るんや 水澄に恥をかかせても良いの! ヤル気無いんだったら 今 帰ってもいいのよ!」と、強い言葉をふたりに浴びせていた。そして、その後はふたりに素振りをさせながらの反復横跳びをやらせていて、そのうち、涙を拭いている姿があった。
私は、横で聞きながら・・・私も同じようなことを何回も聞いてきた言葉だ。がんばれ 二人とも。だけど、若葉には、もう、リーダーとしての風格も備わっていたのだ。
その後は、私と花梨、香と遥香が打ち合って練習していて、若葉は1年の二人を相手に教えていた。そして、3時の休憩の後は、私と若葉のダブルスの相手に花梨と遥香が、香は1年生の相手をしていた。香は若葉と違って、やさしい言葉で教えていたのだ。
5時半からの夕食の後は、柔軟の後、うさぎジャンプを繰り返してやっていて、今度は1年の二人も付いてきていて 「ウチはうさぎじゃぁないんだ」と、念仏のように言いながらやり遂げていたのだ。
私は、花梨相手に第2の魔球に取り組んでいて、なんとか恰好はついてきたのだが、花梨にポトンと私の一番遠いところに跳ね返されていた。
「水澄 ウチはわかっているから返せるけど、まぁまぁ ちゃうかー な?」
「あかん そんなん 慣れたら簡単に返せるってことやー もっと 威力のあるボールやないとー」
「あんたなぁー ウチが簡単に返してると思ってるん? 必死やねでー」
「う〜ん わかってるけどー ・・・ 私のイメージとちゃうねん もっと バシッと・・・ 早い球でやろーとしたら 遠くにいってしまうし、回転もなー」
と、話し合いながらも、もう9時半になっていて練習終了で、お風呂に行った。湯舟に浸かりながら、急に花梨が
「水澄 立ってみー」
「なんやの いきなり」
「ええからー 真直ぐ直立不動 手は降ろしてな!」
「もぉー なんやのー」と、私は言われた通りにすると、花梨は私のおっぱいを手の平で擦るようにしてきて
「痛い! 何すんのー」
「うん
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