第十一話 さよならホシノ、また逢う日まで
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た。先生に振られた。おまけに前科付きだ。
ホシノ「もうやだよ...」
私はこんな状況に絶望した。楽になりたい...
私は愛銃のEye of Horusに特殊な弾薬を一発だけ装填する。
ホシノ「こうしたら楽になれるかな...」
銃口を額に向け、引き金に指をかける。
ホシノ「じゃあね、先生。愛してたよ...」
私は涙で顔をがグチャグチャになってしまったが。そんなのもう関係ない。引き金を引けば。
バァン!!
1発の銃声が学校に響いた。たまたま今日学校にいた私は銃声の元へと駆けつける。
シロコ「はっ...はっ...」
敵の襲撃か?しかしそんな考えは一瞬で覆された。
シロコ「えっ...」
そこには額から血を大量に流し、部屋に血を撒き散らした。ホシノ先輩が居た。
シロコ「なん、で?」
私は直ぐに先輩の傍に近寄り脈を確認する。しかし脈は動いていない。
シロコ「なんでっ!なんで相談してくれなかったの!?」
私は泣け叫ぶ。大事な、慕っていた先輩はいつも眠そうで、頼りない。だけど、誰よりも強くて、後輩思いで、いざという時は頼りになる。そんな自慢の先輩だった。
きっと先輩は1人で悩みを抱え続けたからこうなったんだ。私が、私がもっと早く気づいていれば...
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