第八話 助手は何者?
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ノックする音が聞こえてくる。
先生「あ、当番の子かな、どうぞー」
リン「失礼します」
先生「あれ?リンちゃんがこっちに来るなんて珍しいね」
リン「誰がリンちゃんですか...」
リン「今日は助手さんにお話がありまして」
「え?私ですか?」
先生「そっか、わかったよ」
リン「ここでお話をお伺いさせてもらっても宜しいですか?」
先生「うん、いいよ」
リン「ありがとうございます」
私は連邦生徒会の首席行政官と対面する形でソファーに座る。
リン「それでは早速ですが、貴方を刺した犯人について何か覚えていることがありましたらお話ください」
「えっと...」
先生「リンちゃん、彼は覚えてないみたいなんだよ」
リン「そうですか...」
先生が私の代わりに答えてくれた。やっぱり先生は凄い人だ。
リン「では、他に刺されるような事をした心当たり等は...」
「それもないです...」
リン「まぁ、そうですよね、まだここに来てから1ヶ月も経っていませんから。」
リン「わかりました、これで終わります。今日はありがとうございました」
「いえいえ、こちらこそ」
先生「リンちゃん、ありがとね」
リン「誰がリンちゃんですか...」
リン「それでは失礼します」
彼女を見送って執務室に戻る。
先生「お疲れ様」
~~~アビドス高等学校~~~
ホシノ「どうもあの助手とかいうの気に入らないんだよねー」
シロコ「ん、ホシノ先輩。」
ホシノ「先生と仲良すぎっていうか、私の彼氏なのに。」
セリカ「それになんか怪しい。経歴調べたけどほとんど黒塗りだった」
アヤネ「えっ...っていうかどうやって調べたんですか!?」
ホシノ「怪しい大人は早めに排除しないとね」
セリカ「だね、ホシノ先輩」
アヤネ「ちょ、ちょっと排除だなんて!」
シロコ「ん、先輩。それはダメ」
ノノミ「そうですよー、ホシノ先輩!」
ホシノ「いい?皆、これは委員長命令だよ」
一同「「「っ...」」」
ホシノ「わかった?」
一同「「「は、はい...」」」
~~~ゲヘナ 風紀委員会~~~
アコ「助手について調査いたしました。」
ヒナ「報告して」
アコ「それが、経歴はほとんど黒塗りで詳細が一切分かりませんでした...」
ヒナ「そう...わかったご苦労さま」
ヒナ「(一体何者なの...)」
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