第三話 風紀委員会トップに嫌われる
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うん!美味しい!」
ヒナ「そう?良かった」
あぁ、なんだか見せつけられてる気がする。先生も先生だ、私が目の前にいるって言うのにイチャつくのもどうかと思う。
「うん、美味しいです」
アコ「そうですか?それは良かったです」
行政官さんが代わりにニコニコで答えてくれる。けど目が笑ってない、目が笑ってないぞ!
それから皆食べ終わり、先生と私は帰り支度をする。
ヒナ「先生...もう帰るの?」
先生「うん、また来るから」
ヒナ「ほんと?約束だよ?」
先生「うん、約束」
ヒナ「えへへ!」
私は無言で支度を終え、先生のエスコートをする。
先生「あぁ、ごめんね」
「いえ、これも助手の仕事ですので」
ヒナ「...」
やっぱり冷たい視線を送ってくる。何かしたかなぁ?
先生「じゃあね!ヒナ!」
ヒナ「うん!またね!」
そういって私と先生は風紀委員会の庁舎を後にする。
~~~帰りの車の中~~~
先生「ごめんね、目の前であんなイチャついちゃって」
「いえいえ、大丈夫ですよ。」
大丈夫な訳ないだろ。こっちは委員会の2人から冷たい視線を向けられて悲しかったんだぞ!
だが、そんな事を口にする訳には行かない。
「それよりも、随分と仲がよろしいんですね」
先生「あぁ、そうだね」
その後はヒナさんとの馴れ初めや他の生徒のことも聞かされた。
はぁ、まったくこの人は...
話を聞いた感じ自分がモテていることに気づいていない。
それでは余りにも生徒たちが可哀想だ。
「はぁ...」
先生「ん?どうしたの?」
「いえ、なんでもありません...」
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