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先生と助手が仲良すぎて嫉妬されるお話
第一話 赴任先はキヴォトス
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頭を下げてきた。慌ててこちらも頭を下げる

「よ、よろしくお願いします!」

ユウカ「それで先生?このレシートはなんですか?」

先生「げっ...なんでユウカが...」

「?」

ユウカ「言いましたよね?次隠したら怒るって!」

先生「ご、ごめんユウカ...」

ユウカ「もう!先生って肩書きを持ちながらこんなだらしないなんて!」

先生「ごめんね...」

彼女はそういって私なんか置いてけぼりで先生に対して説教を始めた。その内容を聞くに、先生に非があるようには見えないが...
そうして小一時間ほど説教して満足したのか彼女は先生を解放した。

ユウカ「分かりましたか!?本当に次は無いですからね!」

先生「はい...」

ユウカ「それじゃ!失礼しました!」

バタン!

先生「はぁ...」

「せ、先生...」

先生「あ!ごめんね!こんな見苦しい所見せちゃって!」

「い、いえ大丈夫です...」

「それよりも彼女に家計簿付けさせてるんですか?」

先生「あぁ...そうなんだ...」

「よかったら私に付けさせてくれませんか?」

先生「え?いやでもユウカが...」

「その、ユウカさん?は学生ですし先生の家計簿付けさせるのはなんと言いますか...違うと言いますか...」

先生「...だよね」

先生「私も思ってたんだ。生徒に付けさせるのはどうなのかなって。」

「なら」

先生「うん、これからは三隈君に任せるよ。」

「ありがとうございます!」

先生の助手として先生の身の回りの世話も仕事の範囲だ。そうこれは仕事なんだ。
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