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ドリトル先生の長崎での出会い
第七幕その十

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「ワシントンやハワイにいる人達以外は入れられたから」
「それで十万以上って」
「かなりの数だね」
「まさに西海岸にいた人達全員だね」
「皆収容所に送られたんだね」
「犯罪を犯してなくてもね」
 それでもというのです。
「そうなったよ、そしてその中にね」
「中尉の子孫の人達がいたかも知れないね」
「それもとんでもないことだね」
「やっぱり」
「そう思うよ、そして今ね」
 先生は時代を今に戻してお話しました。
「反省して後悔しているなら」
「よくないね」
「その人がしたことじゃないから」
「だからだね」
「絶対にすべきじゃないわね」
「そうだよ」
 先生は皆に確かな声で言いました、そうしてです。
 皆でロビーを出てチェックアウトしました、この日も楽しく遊んで夜に長崎のホテルに戻るつもりです。
 そしてこの日もハウステンボスを満喫しつつ言いました。
「来てよかったね」
「うん、お仕事以外のことでもね」
「食べものも飲みものも美味しいし」
「奇麗だしね」
「楽しいものが多くて」
「最高よね」
「テーマパークとして最高で」
 そうであってというのです。
「住むとしても」
「いい場所だよね」
「ここはね」
「別荘も用意されていて」
「購入出来るけれどね」
「若しもだよ」
 先生は笑顔で前置きしてお話しました。
「ここに住めたら」
「いいよね」
「本当に最高だね」
「快適よね」
「楽しいね」
「凄くね、こんないい場所はそうはないよ」
 こうまで言う先生でした。
「そう思うよ」
「全くだね」
「僕達も気に入ったよ」
「ハウステンボス最高だよ」
「とても素敵な場所よね」
「お仕事で来たにしても」
 それでもというのです。
「凄くね」
「いい場所でね」
「来てよかったね」
「来るだけで幸せになれるよ」
「ここはそうした場所だよ」
「それでね」
 ここで言ったのはジップでした。
「香りもいいね」
「お花の香りだね」
「それだね」
 オシツオサレツも言います、皆人間よりずっとお鼻がいいのでその香りもよく感じられて言うのです。
「チューリップのね」
「素敵な香りがするね」
「チューリップ以外にも」
 ガブガブは目を閉じてお鼻をくんくんとさせて言いました。
「いい香りがするね」
「そうだね」
 チーチーも香りの中で言います。
「色々ないい香りがするよ」
「素敵な場所だからだね」
 ホワイティはそれでと言いました。
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