第二章 ミッションEX : 肩にある傷
第十九話 詐欺
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敵がいるとするならば、私ならこのタイミングで襲う。
敵の意図が分からない以上、慎重な行かないといけない。
「提督、小話でもしない?」
「ここで小話してたら、危ないよ?」
「分かってるよ。」
私の手を引っ張り、遮蔽に隠れる。
ショットガンをしまい、地面に座る。
F/A18は、さっき倒した敵の武器をゆっくりと見せつけてきた。
マーク。このマークが何を示しているのかは分からない。だが、こう書いてある。
『cold and cruel』
何故か見覚えがある。
頭の中にあるようなものが。
「冷酷で残酷…見たことがある。たしか、軍事系会社。」
マークには、スナイパーライフルのものと思われる銃弾が一発。
バッジを撃ち抜くように書かれている。
「たしか大本営に物資を届けてあった気が…なぜ?」
大本営に色々な軍事支援をしていた会社。
深海棲艦にこの武器を届ける意味もわからないし、
なぜこの会社が?
「……裏切り者ってこと?」
F/A18が口を開く。
小さい声が、何故かよく響いた気がした。
「そうなのかも…しれない」
肯定する。そうとしか思えない。
それ以外のことが思い浮かべれなかった。
?広域サーチ…完了したが、敵はいないぞ。?
「居ないのか…みんな、今日は一旦攻撃中止しよう…話がある。私と…提督」
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