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ー あの人はそーいう考えなのよ」と、響先輩は衝撃的なことを教えてくれた。
「そんなの納得できません! 私等は必死にやってるのにー 私 監督に談判します」
「待ちなよー 水澄 監督の考えがあるのよー 太子女学園中学校卓球部の部員だよ ウチ等は従うだけなの」
「そうヨ! 水澄 ・・・ あなた達の思いもわかるけど・・・ここからは、私の推測よっ 今のあなた達は、大会に出ても優勝なんて出来ないの それどころか組み合わせが悪ければ 一回も勝てないで終わるわよ あなた達はあんまり負けたことないじゃぁない? だから 監督は、負けてくじけるのを心配したのよ きっと」
「そんなこと言って 出て経験して 強くなるんじゃぁ無いですかー」
「だからー こーやって すごいメンバーと練習してるんじゃぁない 大会に出て、勝てる相手に勝つよりも もっと 経験できると思うのよねー だから、くじけないで この機会に、強い相手に立ち向かうこをと身体で覚えるのよ! それに、あなた達は選ばれたはずよ 美ひろ先輩もあなた達に対して文句言ってないモン あなた達の実力は、当然 大会に出てきてもおかしく無いんだのー」
「先輩 わかりました 先輩の言葉 信じて、頑張ります なぁ 水澄?」
「うっ うん わかった」
それから、明日が大会の初日と言う日、最後の練習の後、美ひろ先輩からふたりに
「今まで ありがとうね 相手してくれて 最後のほうはなかなか手強かったわ 私 思い切って 優勝目指せる あなた達 もっと 上半身も強化してね 脚力はあるんだけどー 球の速さは、やっぱり 腕の振りかなーぁ 腰から上にかけてのー 二人とも そのままで伸びていけば 2連覇も固いと思うし 来年 高校に進んだ時が楽しみよっ! 私は卒業してるけどネ」と、言ってくれた。
「水澄 どう? ウチ すごく成長できたと思う 球も今まで以上に速くなったかも」
「そうなんや 私も 思い切って振って 低いコースで打てるよーになったかも」
「どうする? もっと上半身も鍛えろって 筋肉ついてきたら、水澄なんて ますます 貧乳やでー」
「なにが 貧乳やー 花梨より あるわい!」
「うそぉー」と、いきなり花梨は私の胸を掴んできた。
「痛いやんかー なんやの いきなり 花梨やってぇー」と、私も花梨の胸を掴もうとしていると
「先輩・・・こんなとこで乳くりあわんとって下さい 明日からやっと ウチ等と一緒なんでしょ 先輩のきつい言葉でも 聞かんと 気が抜けたようでー」と、莉子がいつの間にか横に立って居た。
「あぁー 居らんって言っても 同じ体育館やし 見えるとこにおったヤン」
「ええー 先輩が ヒィヒィ ゆうてるのって 初めて見させてもらいました」
「こら
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