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拝啓、あしながおじさん。 〜令和日本のジュディ・アボットより〜
第1章 高校1年生
バイバイ、ネガティブ。
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、二度とゴメンだからね」
愛美が倒れた時、発見したのはさやかと珠莉だった。女の子二人ではどうしようもないので、慌てて晴美さんと男性職員さんを呼んできて、車で付属病院まで連れて行ってもらったのだった。
「一緒の部屋だったら、もっと早く気づけたのに……」と、さやかも落ち込んでいたらしい。
「うぅ…………。その節はありがと。でも、もうわたし、一人で悩んだりしないから。もうネガティブは卒業したの」
「そっか」
今は心穏やかでいられるから、悩むこともない。愛美は生まれ変わったような気持ちになっていた。
(バイバイ、ネガティブなわたし!)
愛美は心の中でそう言って、後ろ向きな自分に別れを告げた。
そして愛美の高校生活は、もうすぐ二年目を迎える――。
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