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彼は いつから私の彼氏?
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 4日の日は、お母さんは珍しくお父さんと新年の挨拶に同行すると、着物姿で出掛けて行った。お兄ちゃんは初練習とかで出て行って、私は今年の場合、明日からなのだ。朝は、ジョギングをして、お兄ちゃんのお昼におにぎりを3個用意して、苺とヨーグルトに蟹缶とレタスを刻んだサラダを作って、おばぁちゃんとこに行ってるねとメモを残して出た。

「おばぁちゃん 来ちゃったー お邪魔しても良い?」

「ウン うん おがりなさいなー」

「あのね 苺と蟹のサラダ作ったの どうかなー また お餅焼いたの 食べたいの」

「へぇー そんなの食べたこと無いよ 水澄ちゃんが作ったのならー どれどれ う〜ん おいしいー 初めてだよー こんなの」

 と、又 火鉢に炭を入れて焼き始めてくれていた。

「今朝も走って行ったね 毎日 続けてるの?」

「うん 追われているような気がするからね おばぁちゃんは 今日は 散歩は?」

「今朝は寒かったからね お休み 水澄ちゃんは 追われてるの?」

「そー 私 闘ってるの いつも」

「そう 大変ネ 運動やるって でも あなたならきっとやり切るんでしょうね」

「私 卓球バカだからネ あー おばぁちゃん 七味ない? 私 ひぃーひぃー言いながら食べたいの」

「ふふっ あるよ」 

 その後は、おばあちゃんの子供の頃の話を聞いて、おぱぁちゃんは小さい頃はそうでも無かったらしいけど、大きくなるにつれて家が貧乏になって来て、結納金目当てでお嫁に出されたと言っていた。だから、お嫁入りするまで、ご主人とは一度切りしか会ったことがなかったと言っていた。私には、だから、今は辛いこともあるだろうけど、好きなことをさせてもらってるんだから、ご両親に感謝しなさいよって諭されていたのだ。

 次の日からは私も初練習なのだ。顔合わせ程度で軽く打ち合いをして終わったのだけど、香が私に話を聞いて欲しい様子なので、パンケーキでもと言ったのだが、そこじゃーぁダメって言うので、ハンバーグをテイクアウトして駅のベンチで

「あのね 30日から夜行バスで白馬にスキーに行ったの。一真のお友達という人の彼女も居るからっていうから、ウチ その人と同じ部屋だからって安心してたのよ! お母さんにもそう言っていたし・・・ だけどね ホテルに着くと、男女のペァで同じ部屋になっていたの」

「ふ〜ん 誤魔化されたんだー でも ありうるよねー 大学生だものー」

「そーよねー ウチも そんなことになるんかなーって 少しは思っていたんだけどー  夏のこともあったしー」

「で 覚悟してたから 一緒にお泊りしたんでしょ?」

「うん だけど 彼 いきなりすぎてー 昼間は優しくボードを教えてくれていたのに 夜 ご飯が済んで部屋に入るなり、私
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