暁 〜小説投稿サイト〜
ゲームの世界に入った俺は伝説のサムライになりました。
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Cが反応したという事はクエスト達成のイベント
だろう。
『無明神風流殺人剣の担い手となった貴方には壬生一族の力を差し上げましょう』
『スキル『鬼の眼』を覚えました』
スキル『鬼の眼』?
画面がピカっと光った後、覚えたスキルが表示されたのでステータスを見る。
スキル・鬼の眼
戦闘の際に発動し、ダメージを受けるたびにステータスを上昇させる。
うわ!なんてチートスキル!!さすが高レベルクエストのイベントだ!!
よっしゃ!このままモンスターを狩まくってレベルをどんどん上げるぞ!!
目指せLVカンスト!!
だけどさすがに疲れた……。
クリアして安心したのか凄く眠い……。
早くゲームの電源を落として、ね……ない…と。
すー……。
☆
はっ!?
いかんいかん、すっかり寝てしまった。
早くテレビとゲーム機の電源を消さないと……
起き上がりゲーム機がおいてあった場所に手を伸ばすが何も無い。
ん?
不思議に思った俺は周りを見渡す。
すると、どうだろうか。
ゲーム機どころか俺の部屋が消失しており、俺の周りは森森森森ひたすら森の
大自然だった。
ホワイ?
何ぞこれ?
俺の家は?俺のゲームは?俺の漫画は?
まさかの夢か?
度惑いに戸惑う俺だがしばらくテンパルと混乱も一周して冷静になった。
うん、とりあえず歩こう。
このまま、居ても自体が進展するとは思えないし、歩けば道に出るかもしれない。
俺は草木を掻き分けて、進む事にした。
〜一時間後〜
歩くのが地味に辛くなってきた頃。
小さな小屋を発見した。
「助かった!!」
ようやく、あての無い道を歩くという拷問から解放される!!
さっきまでの疲れた気分はどこえやら、俺は小屋の玄関近くまで駆け寄った。
?
すると何故だろうか?この小屋を何所かで見た気がする……。
確か……『壬生一族を探せ!』のクエストをクリアした時に入った小屋がこんな感じ
だった気がする。
……。
まあ、いいか。
偶然だろ。
この世の中にゲームに出てくるそっくりな小屋の一つや二つはあると思った俺は、小屋の
扉の前で中に居ると思われる住人に向かって声を掛ける。
「すみませーん」
……
「道を聞きたいのですけどー」
…………
「誰か居ませんかー?」
返事が無い、まるで屍のようだ。
って、現実逃避している場合じゃない。
とりあえず、住人が帰ってくるまで待ってみよう。
小屋の近くのイスにちょうどいい岩があったので住人が来るまで座って待ってみることにした。
おしりがひんやりして気持ちいい。
岩に座る事、数時間。
辺りは完全に真
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