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彼は いつから私の彼氏?
第11章
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ぁちやん こんなの 私 困ります おばぁちゃん 大切に持っててください」

「いいのよー あなたみたいに きれいな人に使ってもらった方が これも 値打ちがでるわ しまいこんで置くよりもね」

 と、無理やり持たされて帰ってきた。急いでトレーニングして、シャワーを浴びて、今日はお刺身なので、お皿に盛りつけて、ジュンサイのお汁を作っていると、今日は元旦で早いお帰りなのだろう お母さんが

「今日は 5時でお店閉めたの」

「お母さん 今日 おばぁちゃんチに行ってきたの お雑煮のね」

「ええ 知ってるわよー 水澄ちゃんも おせっかいよねー まぁ いいんじゃぁない」

「それでね これっ 私に使ってって」と、さっき 持たされたネックレスを見せると

「まっ まぁー」と、それを手に取ってじっくりと眺めて

「水澄ちゃん こんな 高級なもの 真っ白に輝いてー そうとう お高いものよー こんなの いただくわけに行かないわ お母さん すぐに、お返しに行ってきます」と、少し考えて 木箱に入った琵琶湖のごりの甘露煮と小鮎の醤油煮を抱えて出て行った。

 お母さんがなかなか帰ってこないので、仕方なくご飯を食べ始めて、しばらくして帰って来て

「水澄ちゃん 仕方ないから、使わせてもらいなさい いただくんじゃぁなくて 使わせてもらうだけね すごく 水澄ちゃんのこと褒められてね 教育とか躾がしっかりしているからって、お母さんも褒められちゃったー それに 時々は遊びに来てねとか 水澄ちゃんのこと 孫って思ってもいいかしらーって そんなの駄目ですって言えないじゃぁ無い?」と、ポリ容器に入ったシジミの炊いたのを見せながらー。私が朝 持って行った入れ物 忘れていたのだ。

「宍道湖のシジミと有馬山椒だって 美味しそうなの 自分で炊いたんだって 食べてみてーって」

「ふ〜ん お母さん 褒められると弱いよねー 言いくるめられたんだぁー」

「ちがうわよー! 水澄ちゃんのこと 素敵なお嬢さんって 言うから・・・嬉しくなっちゃうじゃぁない 品がよさそうな人だしー」
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