第三百七十九話 アンデスの地でその五
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「降ればよしで最初から来る街や村はな」
「迎えますね」
「来る者は拒まずや」
その方針だというのだ。
「もうな」
「その方針でいきますね」
「そや、来てくれるなら拒まずでな」
「迎え入れて」
「そしてな」
「治めていきますね」
「そうしてくわ」
こうアルゲダスに話した。
「平和にな、あとな」
「あと?」
「相手が誰であろうと約束は守る」
このことは絶対だというのだ。
「そこはしっかりせんとな」
「さもないとあきませんね」
「そや、約束を破る様なら」
「信頼を失って」
「そしてな」
そのうえでというのだ。
「しまいに誰からも相手にされへん様になる」
「そやからですね」
「そこは守ってな」
スパゲティを食べつつ話した。
「やってこな」
「そうしていきますね」
「政もな、それで目標はペルーの統一や」
「それを目指しますね」
「勢力を立ち上げたらどうしてくか」
「目標が大事ですね」
「そしてその目標はな」
それはというのだ。
「そのものずばりでな」
「ペルーの統一ですね」
「そしてこの国を平和で豊かにする」
「そうしていきますね」
「それを目指してくで」
「わかりました」
アルゲダスもスパゲティを食べつつ頷いた、スパゲティもサラダもかなりの量であり二人共スパゲティにタバスコとチーズもかけている。
「そうしていきましょう」
「そういうことでな」
「わかりました」
「基本使者を送って降る様に勧めてな」
「降ればよしで」
「何度も送って降らへんなら」
その時はというのだ。
「軍を送ってな」
「降しますね」
「攻め落としてな」
そのうえでというのだ。
「やっていこうな」
「わかりました」
アルゲダスは確かな声で答えた。
「そうしていきましょう」
「是非な、二人でやってこうな」
「ペルーの統一を目指して」
「そうしてな、今は内政に専念していってな」
「使者を送ると共に」
「勢力の地盤を固めような」
そうしようというのだ。
「街も村も治安をよおして産業を確立してインフラも整えて」
「確かな国力を備えるのですね」
「まずはな」
エチェニケは強い声で話した。
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