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ドリトル先生の長崎での出会い
第六幕その十一

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「目の前で見てそれでも自衛隊いらないとか言う人もいたよ」
「その人何を見たのかな」
「不思議だよね」
「目の前で自衛隊がどれだけの人を助けたのか見て」
「そう言ったのね」
「そうだよ、まあこうした人はね」
 先生は腕を組んで困った様なお顔になって言いました。
「大抵日本の皇室は反対で北朝鮮はいい」
「あの世襲の独裁がね」
「いいっていうのよね」
「そして北朝鮮の軍隊もいい」
「先軍政治というのも」
「そんなことを言う人達だから」
 それ故にというのです。
「もうね」
「おかしいよね」
「論理的に成り立たないよ」
「とてもね」
「どう考えても」
「そんな人達だから」
 それでというのです。
「お話してもね」
「無駄だね」
「普通の人と違うものが見えてるね」
「そういった人達が自衛隊嫌いでね」
「平和とか言いながら暴力も辞さないんだよね」
「そんな人達だから」 
 それでというのです。
「どうしようもないよ」
「全くよね」
「そんな人達に何言っても」
「意味がないわ」
「全くね」
「今基地の前にも周りにもいなくてよかったよ」
 先生は心から思いました。
「全く以てね」
「その通りだね」
「いなくてよかったよ」
「見ても不愉快なだけだし」
「その主張を聞いてもね」
「そうだからね」
 それ故にというのです。
「本当にね」
「今いなくてよかったわ」
「純粋に自衛隊が好きな人達がいてくれてるし」
「きらきらした目で見て回ってるね」
「お話も聞いて」
「全くだね、それじゃあカレーも食べようね」
 先生は皆に笑顔でお話してでした、港から街に出てとあるお店でカレーを食べました、そうして笑顔で言いました。
「やっぱり自衛隊特に海上自衛隊の街だとね」
「カレーだよね」
「カレーが絶対にあるよね」
「名物としてね」
「それで美味しいよね」
「うん、だからね」
 それでというのです。
「いいよね」
「全くだね」
「カレーっていいよね」
「不思議と定期的に食べたくなってね」
「あると嬉しくなるね」
「イギリスでもあるけれど」
 カレーはというのです。
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