第三話 戦士達の集結その十
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「確か」
「ええ、最近復刻ユニフォームとか特性なの出すからね」
それでとだ、なびきが応えた。
「どのチームも」
「阪神もってことね」
「それで阪神は歴史が長いし」
このこともあってというのだ。
「色々なユニフォームがあってね」
「私達も着られるのね」
「球団が許してくれたからね」
それでというのだ。
「有り難いことに」
「甲子園も使用させてくれて」
「それでね」
「こうしてこんな恰好いいユニフォームで野球が出来るのね」
「最高に恰好いいわね」
「ううむ、まさかこのユニフォームを着られるとはだ」
九能も今はユニフォーム姿だ、そのうえで言うのだった。
「今も信じられない」
「全くですわね」
小太刀も真剣な顔で言う。
「阪神のユニフォームというだけで奇跡ですわ」
「全くだな」
「しかしすげえグラウンドだな」
良牙は球場の中を見回して言った。
「テレビやネットで観るのと全く違うぜ」
「これが甲子園か」
ムースも驚きを隠せないでいる。
「まさに夢の球場だな」
「もうマウンドに人が集まっているある」
シャンプーはあたる達に気付いた。
「私達と同じあるか?」
「そうちゃうか?」
右京が応えた。
「この状況はな」
「何か見たことがある顔触れじゃな」
八宝菜はあたる達を見て思った。
「さて、何処で見たか」
「あれっ、彼は確か」
早雲はあたるを見て気付いた。
「友引高校の」
「あの女好きで有名な」
今もパンダの玄馬は看板で言った、阪神のユニフォームはスパイクまで完全装備で帽子も被っている。
「諸星あたる君」
「そうだね」
「そういえば並大抵の体力ではない」
コロンもあたるについて言った。
「身体能力もな」
「ああ、あいつ何度か見たけれどな」
乱馬も言った。
「確かにすげえ奴だよ」
「不死身って噂あるわね」
あかねも彼を知っていて言う。
「何があってもすぐに立ち上がるから」
「それで隣にいる鬼は宇宙人の」
「確かラムって人?」
「そうか?」
「?うちのこと言ってるっちゃ?」
ラムは乱馬達の会話を聞いて言った。
「あの人達」
「むっ、あれは風林舘高校の娘だな」
あたるはあかねを見て言った。
「見たことがあるぞ」
「ダーリン声をかけたっちゃ?」
「いや、見掛けただけだ」
あたるは真顔で答えた。
「他の娘に声をかけた」
「そこはダーリンっちゃね」
「ほんまやな」
テンは呆れた顔でラムに同意した。
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