第三話 戦士達の集結その四
[8]前話 [2]次話
「正直言ってな」
「やっぱりそうか」
「これが江夏さんや田淵さんだけでも凄いんだぞ」
「バースさんもだな」
「ああ、けれどな」
それがというのだ。
「大谷選手は桁が違うだろ」
「今名前が出た人達と比べてもな」
「だからだよ」
それでというのだ。
「もうな」
「ほぼ勝てないんだな」
「お前もそう思ってるだろ」
「皆そうだな」
「だからだよ」
「犬夜叉もそう思ってるんだな」
「あの居合ホームランなんてな」
これもというのだ。
「滅茶苦茶だったしな」
「あれはねえな」
鋼牙が見てもだった。
「有り得ねえことだよ」
「全くですね」
「本当に」
銀太と八角も話した。
「片手で振り抜きましたから」
「あの時のあの人のホームランは」
「もう凄過ぎて」
「言葉もないです」
「俺もだ、本物のバケモノだ」
鋼牙はこうも言った。
「正真正銘のな」
「どうすれば勝てるか」
雲母は言った。
「知恵が浮かびませぬ」
「強過ぎてだな」
「はい」
犬夜叉にその通りだと答えた。
「どうにも」
「そうだよな、どんなボールを投げてもな」
「打たれますな」
「そして抑えられるな」
ピッチャーの時のことも話された。
「あの人には」
「間違いなく」
「そうだよな」
「もうそれは覚悟して」
「やるしかないな」
「勿論卑怯な手段を行っても」
そうしてもというのだ。
「効果がありません」
「絶対にな」
「ですから諦めて」
卑怯な手段はというのだ。
「そうしてです」
「正々堂々と戦うか」
「そうしましょうぞ」
「それが普通でしょ」
かごめは犬夜叉に突っ込みを入れた。
「スポーツだし」
「そうだけれど何かな」
犬夜叉はかごめにも話した。
「俺達って卑怯ありな感じだろ」
「目的の為には手段を選ばないっていうか」
「だからな」
そうしたカラーだからだというのだ。
「俺達も言うんだよ」
「そういうことね」
「けれど相手が相手だ」
「大谷選手だから」
「卑怯な手段も効果がないからな」
「普通に弾き返すわね」
かごめが見てもだった。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ