暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーコウガ〜A NEW AGE HERO〜
EPISODE.01 覚醒
[5/5]
[9]
前
最初
[1]
後書き
木はそれを取り出そうとするが、そのベルトは突然宙を舞い、御礼の腰に装着される。
「どういうことだ!?」
櫛田は驚く。
「なにこれ!?外れない!」
御礼も突然のことに困惑する。
「こうなったら、御礼君に頑張ってもらうしかないわ。御礼君、左上部のスイッチを押して!」
檜木は御礼に指示を出す。
「スイッチ?これか?」
御礼は言われたとおりにスイッチを押す。
“ホワイトスターティング!コウガ!グローイング!”
ベルトから音声が鳴り響く。その音声とともに御礼の姿は羽化したてのクワガタの如く短い二本の角と白い装甲が特徴的な戦士の姿となる。
「
バンゲギギデギダボバ、コウガ
(
完成していたのか、コウガ
)
!」
ゲゴガは身構える。
「コウガ…コウガっていうのか!」
御礼の変身した姿、コウガも拳を構え、ゲゴガに拳を放つが、ゲゴガは素早く動いてビルの壁面に足だけで張り付く。
「これでどうだ!」
コウガは何度も拳を放つが、ゲゴガはそれらを全て躱し、ビルの壁面を力強く蹴り跳躍力を利用した蹴りをコウガに浴びせる。
「ぐはっ!」
ゲゴガの蹴りは装甲のない腹部に直撃し、コウガの変身は解除され、御礼は気絶する。
「
リボゾゾギサズグ
(
身の程知らずが
)
。」
ゲゴガはとどめを刺そうと拳を握り御礼の服を掴むが、それを解き御礼の服からも手を話す。
「
ギボヂヂソギグスドパ、グングジョギリダギザバ
(
命拾いするとは、運が良いな
)
。」
ゲゴガはそのまま立ち去っていった。残された檜木と櫛田は御礼のそばに駆け寄るのだった。
つづく
次回、EPISODE02 覚悟
[9]
前
最初
[1]
後書き
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ