第二章
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「かなりね」
「そうだよね」
「今のアイドルグループのはしりで」
「沢山の人がいてね」
「それぞれの人に魅力があってね」
「いいね」
「うん、曲もね」
こちらもというのだ。
「光るものがあるよ」
「そう、あの頃のアイドルは」
シンは目を輝かせて話した。
「まさに宝石の集まりだよ」
「その通りだね、今のアイドルもいいけれど」
「その頃もだね」
「凄いよ、というか」
鳥海は強い声で言った。
「カリスマが揃ってるね」
「ちょっとないよね」
「中森明菜さんも松田聖子さんも」
「トシちゃんマッチにしても」
「カリスマだよ」
そこまで言っていいというのだ。
「まさにね」
「そう、只のアイドルじゃなくて」
「カリスマと言っていいから」
「違うんだよ、あの頃の人達はね」
「そうだね、今だって」
鳥海は現在、令和の話をした。
「活躍している人が多いこともね」
「当然だね」
「トシちゃんマッチとくればヨッちゃんだけれど」
この人の話もした。
「この人もギタリストで」
「凄いね」
「決して負けていないよ」
二人にというのだ。
「思えばバンドやっていて」
「それもよかったしね」
「全く、あの頃の人達は最高だよ」
「日本の人達はもっと認識すべきだね」
「八十年代アイドルは最高だって」
「そうだってね」
「リスペクトして」
その頃のアイドルの人達をというのだ。
「そしてね」
「今のお手本にすべきだよ」
「時としてね」
「若しこれでいいかと思ったら」
「見ることだよ」
「そうすべきだよ」
こう話してそうしてだった。
二人は八十年代のアイドルの人達を観続けた、そこには夢があり華がありカリスマがあった。素晴らしきアイドル達に魅了され続けその人達から多くのものも学んだ。
「華だよ」
「美だよ」
「輝きはあああるべきだよ」
「どうしてああなれるか」
「努力してだし」
「人前では笑顔で可愛く」
「痩せ我慢でもそうすべきだよ」
こう話して学んだことを自分達にも活かしていった、すると彼等もアイドルではないが学んだ分だけ輝けたのだった。
八十年代アイドル最強 完
2025・1・25
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