第一章
[2]次話
八十年代アイドル最強
高校生のシン=ハイ=トミン黒髪で日焼けした肌で一七〇位の背の痩せた薄い唇を持つ彼は最近だった。
何かと昔のアイドルに夢中になっていた、八十年代の彼女にだ。
「いいね」
「そんなにいいか?」
友人でクラスメイトの鳥海正弘は首を傾げさせて言った、一七六程の背で色黒で丸い顔に黒く短い髪の毛を持っている。
「昔のアイドルって」
「いいよ、本当にね」
シンは笑って答えた。
「祖国にもないね」
「ベトナムにもか」
「魅力に満ちた」
そうしたというのだ。
「素晴らしい人達だよ」
「日本の昔のアイドルの人達は」
「凄いよ、八十年代なんてね」
この頃はというのだ。
「どの人達もだよ」
「凄いんだ」
「凄過ぎて」
それでというのだ。
「夢中だよ」
「僕もアイドル好きだけれど」
鳥海はそれでもと話した。
「そんなにいいかな」
「いや、いいから」
実際にというのだった。
「本当に」
「そうなんだ」
「実際に観てみたらいいよ」
「その頃のアイドルの人達を」
「男女共にね」
「女の人だけじゃないんだ」
「そう、その目でね」
まさにというのだ。
「そうしたらいいよ」
「そこまで言うなら」
鳥海もそれならと応えた、そうしてだった。
実際に八十年代のアイドル達を見てみた、ユーチューブ等でそうして歌やダンスもその目と耳で確かめてだった。
シンにだ、唸って言った。
「うん、確かにね」
「凄いね」
「物凄いよ」
こうシンに言った。
「本当にね」
「そうだよね」
「中森明菜さん、松田聖子さんと」
「レジェンドがいてね」
「男の人だとトシちゃんマッチに」
彼等がいてというのだ。
「しぶガキ隊にね」
「物凄いね」
「少年隊、光GENJI、男闘呼組と」
「チェッカーズやCCBもあって」
「黄金だよ、何といっても」
シンに目を輝かせて話した。
「女性陣で」
「明菜さん聖子さんだけじゃない」
「早見優さん、堀ちえみさんもいて」
「芳本美代子さんや森尾由美さんもね」
「薬師丸ひろ子さんや荻野目洋子さんもいいよ、僕はね」
シンにさらに話した。
「斉藤由貴さや南野陽子さんも」
「好きなんだね」
「浅香唯さんもで中山美穂さんも」
「華があるね」
「酒井法子さんもいて」
「おニャン子倶楽部はどうかな」
「いいと思うよ」
彼女達もというのだ。
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