新たな世代
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たピッコロは悟林の修行はもう少し後だと言うと悟林も理解しており、修行はもうしばらく後だ。
それを聞いたチチは母親になったんだから大人しくして欲しいと思ったが、サイヤ人の気質が強い悟林には届かない願いだ。
「酷いじゃないですか姉さん!僕はその子の将来を心配してるんですよ!姉さんみたいにおっかなくて乱暴な人にならないかでっ!!」
「いやー悟飯ちゃんは本当に私にぶっ飛ばされるのが好きなようだね。お望み通りにしてやるよぉっ!!」
戻ってきた口の減らない愚弟を上空に殴り飛ばして指を突き出すと大爆発が起こる。
「汚ない花…」
「「汚い花火(ね)だ…」」
「何?」
ベジータが花火の感想を言う前にトランクスとブラが呆れたように花火となった悟飯に呟く。
「「え?何?」」
「いや…血は争えんと言うことか」
「「?」」
かつて自分の自称ライバルのキュイを爆殺した時の感想を息子と娘が言うとは、血は争えないと言うことだろう。
「私、もっと良い子になる」
「そうね、そうしなさい」
「はあ、学習しなよ兄ちゃん」
パンもビーデルも悟天も花火となった悟飯を呆れたように見ており、悟空とチチとブルマは孫に夢中だ。
そしてサダラは花火となった悟飯を見て楽しそうに笑っており、間違いなくサダラにもトランクス…ベジータの血が流れていた。
そしてサダラは両親が両親だからか赤ん坊の時点で超サイヤ人になれるようになっていた。
多分、赤ん坊特有の感情の昂りだろう。
それを見たチチは泣いた。
「うわーん!!サダラちゃんまで不良になっちまっただーっ!!」
「いやお母さん。赤ちゃんに不良も何もないでしょ。まあ、サダラちゃんの超サイヤ人おめでとう姉ちゃん」
未だに不良の基準が古い母親に呆れながら悟天は一応めでたいことなので祝った。
「なあ、ベジータ。サダラが超サイヤ人になっちまったぞ」
「尻尾も生えているしな、サダラの将来は約束されたような物だ」
サイヤ人の強さの象徴でもある超化が出来る上に尻尾も生えているのだ。
サダラの可能性は正に無限大だ。
そして別の未来。
どこぞの寄生生命体に体を乗っ取られてしまったベジータ。
ベジータに寄生した奴はとてつもない力で悟空と悟林を叩きのめした。
殺されるギリギリで界王神(キビト)の瞬間移動によって救われ、2人は尻尾を生やすために老界王神の修行を受けて尻尾を引き出した悟空と悟林はサダラとトランクスを伴ってリベンジに向かい、悟空とトランクスが奴と闘っている時、悟林はサダラと共に洗脳された弟達と向かい合う。
「ふふ、姉さん。どうやらこれで決まるようだね、僕と姉さんがどっちが強いのか?」
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