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おぢばにおかえり
第八十三話 回廊ひのきしんその八十五

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「何にもならないわよ」
「その為にもですね」
「ひのきしんはいいのよ」
「そうですか」
「他にも磨けることはあるけれど」
 おみちにはです。
「ひのきしんはかなりよ」
「その中でもやるべきことですね」
「そうよ、だからね」
 それでとです、私はさらにお話しました。
「回廊ひのきしんもで」
「お家でもですね」
「やらせてもらっていってね」
「そうします、ただ」
「ただ?」
「人が進んでやると押し付けて来る人いますね」
「そんな人はそれまででしょ」
 確かにいますが、です。
「もうね」
「そこからせいじんしないですか」
「そんな人が何か出来るとはね」
 到底です。
「思えないわ」
「そうですか」
「そう、だからね」
「そんな人はですか」
「相手にしないことよ。それで新一君の場合は」
 どうにもです。
「そうした人を嫌い抜くから」
「よくないんですね」
「そうよ」
 このことを言っておきました。
「そこはね」
「気を付けることですね」
「また言うけれどその人のいいところもね」
「見付けてですね」
「認めてね」
 この子は嫌いになるとその相手の長所なんかないと言うけれどです。
「そうしてね」
「僕にとっては難しいことでも」
「何かしらね」
 どんな人でもです。
「新一君酷い人に出会う確率高くて」
「その酷さが極めつけですけれどね」
「自分で言わないの、長池先輩だって」 
 もっと言えば佐野先輩や高井先輩もです。
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