第六幕その六
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「自分達以外の人にとって迷惑だからね」
「それ以外の何でもないから」
「だからだね」
「災害と同じね」
「本当に」
「その通りだよ、自衛隊は災害救助を行うけれど」
それでもというのです。
「そうした人達は間違ってもね」
「災害救助なんかしないね」
「何か無理に入って被災地のカレー食べた人がいたね」
「元タレントの政治家の人で」
「そうした人達と同じ考えの」
「あんなことをしては絶対に駄目だよ」
先生は断言しました。
「人としてね」
「全くだよ」
「僕達だってしないよ」
「あのカレーは被災地の人達のカレーなのに」
「それを食べるなんてね」
「入るなって言われてるのに入って」
「それはね」
先生はさらに言いました。
「無法、蛮行と言うべきものだよ」
「その通りだね」
「先生の言う通りだわ」
「そんなことをする人達は駄目よ」
「絶対に」
「市民団体の人達もそうしたことをするから」
だからだというのです。
「本当にね」
「駄目だね」
「ああしたことをしたら」
「そしてああなったら」
「僕は自衛官の人達を信じるよ」
先生は断言しました。
「そして自衛隊をね」
「その目で見てね」
「学んでもいるから」
「だからだね」
「自衛隊と自衛官の人達を信じるね」
「そうするよ、けれどね」
それでもというのです。
「市民団体の人達は認めないよ」
「自衛隊の悪口ばかり言って」
「自分達だけが正しいで」
「暴力も辞さない」
「無法な人達はだね」
「信じないどころかね」
それ以前にというのです。
「認めないし言うよ」
「間違っている」
「その人達こそ」
「そうだってだね」
「言うね」
「何度でもね、私に暴力を振るってもね」
「先生は暴力に屈しないからね」
「僕達だってそうだよ」
「そんなものには負けないよ」
「絶対にね」
皆も口々に言います。
「何があってもね」
「そして戦うよ」
「それも暴力には暴力じゃなくて」
「理性で以てね」
「理性は暴力に勝つよ」
そうしたものだというのです。
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