第七百八十四話 海賊の場所その七
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「クリープのないコーヒーよ」
「日本刀がない日本は」
「そうよ、倭寇だけじゃなくて」
「お侍さんも使ってるし」
「忍者もね、戦いになったら」
その時はというと。
「もうね」
「日本刀が出るね」
「源義経さんも使っていて」
「ああ、八艘跳びの時とか」
「牛若丸の時もね」
まだ元服する前もというのだ、烏天狗相手に稽古を受けていて武蔵坊弁慶を五条の橋で懲らしめた逸話がある。
「使っていて」
「あの人恰好いいよね」
「それで幕末までね」
「使っていたね」
「新選組の人達も」
幕末に名を馳せた彼等もというのだ。
「使っていたしね」
「日本っていうと」
「まさにね」
それこそというのだ。
「日本刀ってね」
「イメージだね」
「私としてはね」
「確かにね」
トムもここまで聞いて言った。
「日本の武器っていうと」
「日本刀よね」
「僕忍者好きだけれど」
この時代でも連合全体で人気がある、創作作品によっては縦横無尽に妖術を使う場合もある夢のある存在だ。
「忍者も使ってるしね」
「正確に言うと忍者刀よね」
「短めで形も真っすぐでね」
「計りもあってね」
「忍者が使いやすい様に作られてるね」
「忍者刀はね」
ペリーヌも言った。
「そうなのよ」
「そうだね」
「ええ、ただ忍者刀も刀で」
「日本刀って言うと」
「そうなるわね」
「そうだよね、忍者も恰好いいから」
トムはそれでと話した。
「日本刀がね」
「似合うわね」
「うん、ただ忍者っていうと」
それならとだ、スターリングが言ってきた。
「忍者刀以外の武器が有名だよね」
「手裏剣とか苦無とかね」
蝉玉は忍者の有名な武器を具体的に出した。
「あと煙玉」
「そういうの使うよね」
「そうよね」
「イメージとしてはね」
「まさにそうよね」
「そういうの使わない忍者は」
「やっぱり忍者じゃないわね」
まさにというのだった。
「ペリーヌがさっきクリープのないコーヒーって言ったけれど」
「本当にそうだね」
「全く以てね」
「手裏剣を投げてね」
スターリングはその忍者について話した。
「苦無も使って」
「煙玉だってね」
「そうして戦うんだよね」
「ええ、まあ忍者ってスパイだから」
「要するにね」
「基本戦わないのよね」
「ゲームだと盗賊系の職業で」
そうであってというのだ。
「それでね」
「戦うこともするわね」
「忍者の武器や忍術を使って」
「そうしてね」
「戦うよ、しかも強い」
ゲームでの忍者はというのだ。
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