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巨乳でバスケ
第一章

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                巨乳でバスケ
 神崎敦美は通っている高校でバスケ部に所属している、茶色がかった長い髪の毛をポニーテールにしていて大きなはっきりした二重の目と細く長い眉に色白の肌とややボーイッシュな顔立ちを持っている。背は一七十ある。
 長身も活かして部活では注目されているが。
「あんたそれ大丈夫?」
「また胸のこと言うの?」
「だってね」
 クラスメイトで同じバスケ部の田沢沙弓が言って来た、黒いおかっぱ頭の童顔の娘で背は一五〇程で二つの胸が西瓜の様だ。
「私と同じ位あるから」
「背が違うでしょ」
「サイズ九十よね」
「あんたも同じだっていうのね」
「私はっきり言ってね」
 沙弓は自分の横にいる敦美をややジト目で見て口をへの字にさせて言った。
「普段はいいけれど」
「バスケの時は胸が邪魔になってっていうのね」
「そうよ」
 その通りだというのだ。
「もうね」
「だから言うのね」
「そうよ、あんたもね」
「邪魔にならないわよ」
 これが敦美の返事だった。
「別にね」
「背が違うから?」
「違うわよ、今度の日曜部活の後付き合って」
 敦美は沙弓に告げた。
「ちょっとね」
「部活の後で?」
「そう、それからね」
「何かあるの」
「あるから言うのよ」 
 今度は敦美が口をへの字にさせて言った。
「わかるでしょ」
「それじゃあ」
「そう、いいわね」
 沙弓にあらためて告げた。
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