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彼は いつから私の彼氏?
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ぁ 水澄とこも もう 3年 居らへんねんやろー 1年生はうまいこといってるのか?」

「うん ウチは 春に入部してから、コーチも居るし ほらっ 主力で無い新3年とか2年が居るやろー 皆で指導していくやー 今の時期は 主力が1年の子のめぼしい子を重点的に指導するんやー それに、時々 ウチの高校に進学する3年生も受験勉強無いから教えに来てくれるしなー」

「そうかー やっぱり 伝統ある強豪校はちゃうのー 俺等 メンバーもギリギリやもんなー」

「そんでもなー 春休みに合宿があるんやけど 今の1年の子等も初めての合宿やんかー 地獄の合宿やねー 徹底的に足腰鍛えられるんやー 泣き出す子も居るでー そやけど そこで 皆 一段と うもぉーなるの 私等もそこで伸びたんやー」

「はぁー やっぱり ちゃうなー 俺等とは」

「そーやでー 水澄の脚 見てみぃなー 筋肉隆隆やー 又 ふとぉーなったんか?」

「智子・・・そんな 言い方・・・」

「あのな 水澄は毎日 トレーニングして脚力つけてるんやー そやから あんなステップ出来るんやで 必死の努力してるの! あんた等みたいに ちょっと走ったらヒィヒィーゆうとんのんとちゃうでー コーチとかの問題 ちゃう 目標に向かう姿勢や!」

「智子 厳しいのー」

「でも 智子のゆうてるのおーてるでー 試合中に女の子にタオルで扇がすんやったら もっと 走れって思う ボール取られる位やったら 何で 相手より早よー走って行かへんの? 体力も無いんちゃう?」

「うっ 水澄様のおしゃることは ごもっともでございます」と、十蔵は少しおどけ気味だった。

「なぁ その タオルで扇がしてるって 俺のことか? あれは、ちゃうで あいつが勝手に・・・」

「そしたら 何で その勝手させるんよー! 調子に乗ってるんちゃうの!」と、強い口調だったかも

「水澄 イライラするんはわかるけど あの子は翔琉のことが好きやねん けど 翔琉はいつも相手にしてへんでー ウチも見張ってるしな わかってあげてー そんでも あんた等 仲ええねんなー 水澄 自分のポテトをさりげなく翔琉のとこに置いたりしてなー」

「えへっ 見てたかー 私 あんなん 別に何とも思ってへんでー ちょっと 翔琉にイジワル言って見ただけ 私は翔琉のこと信じてるもん」

「おーぉーおー」と、言っていたのは十蔵だった。でも 翔琉は 何の反応もなかったのだけど、私は彼の手を取って、十蔵達にはわからないようにテーブルの下で繋いでいた。私達は、もう・・・と言う気持ちだったのだ。
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