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金木犀の許嫁
第五十話 汗水流してその三

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「落ちます」
「だからいいですね」
「はい」
 そうだというのだ。
「それでも」
「そうですね」
「ですから」
 それでというのだ。
「体重が増えてもです」
「脂肪が落ちていますと」
「いいのです」 
 こう話した。
「その場合でも」
「そうなりますね」
「あと脂肪自体も」
 これもというのだ。
「少ないとです」
「よくないですね」
 真昼が応えた。
「そうですね」
「そうなのです」 
 こう真昼に答えた、幸雄は彼女だけでなく他の三人にも身体に脂肪がなさ過ぎるとどうかと話していった。
「寒くなりますし」
「身体に脂肪がないと」
「そうです、筋肉だけでもです」
「よくないですね」
「太り過ぎはよくないですが」
 それでもというのだ。
「同時にです」
「痩せ過ぎもですね」
「よくなくて」
 それでというのだ。
「脂肪もです」
「必要ですね」
「最悪は」
 それはというと。
「食べないで、です」
「痩せることですね」
「はい」
 こう話した。
「それこそがです」
「そうなんですね」
「ですから」 
 それでというのだ。
「程々です」
「大事なのは」
「そうです」 
 こう言い切った。
「やはり」
「そうなんですね」
「健康にです」
「ダイエットもですね」
「することで」
 それでというのだ。
「脂肪もです」
「必要で」
「そうですので」
「痩せ過ぎはですね」
「同じです」
「太り過ぎと」
「そうです」
 こう言うのだった。
「最早」
「正反対の様で、ですね」
「その実はです」
「同じですね」
「太り過ぎも健康によくないですが」
「痩せ過ぎもですね」
「同じであり」 
 それでというのだ。
「やはりです」
「命にも関わりますね」
「はい、危ないです」
 真昼にその通りだと答えた。
「よく極端なダイエットで拒食症になる人がいますが」
「死にそうになっていますね」
「そして肥満でもです」
「健康を害して」
「死にそうになる人がいます」
「じゃあ本当に」
「同じです」
 正反対の様でというのだ。
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