第一話 恐怖の居合ホームランその二十四
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「ひょっとしたらってあるしな」
「それに何もしないとね」
「本当に何にもならねえからな」
「だからね」
「少しでも練習してな」
野球のそれをというのだ。
「強くなろうな」
「これからね」
「そういえばな」
七宝が言ってきた。
「最近友引高校とか風林舘高校でもよくやってるぞ」
「野球の練習を?」
「そうだ、野球部とは別にな」
「そうなのね。まさか」
かごめはひょっとしたらと思いつつ述べた。
「あっちの高校の人達も」
「大谷選手と試合するか?」
「どっちの学校も個性の強い人多いのよ」
「そういえばいるな」
七宝も心当たりがあった。
「どっちの学校にもな」
「そうよね」
「ああした連中がおいら達みたいにか」
「大谷選手と試合をするつもりかも知れないわね」
「そういえばグランドでボクサーの兄ちゃんがバット振ってたな」
鋼牙はその光景を思い出した。
「そういえば」
「そうでしたね」
「走った後でそうしてましたね」
「よく見る兄ちゃんだけれどな」
「今度世界に挑戦するっていう」
「結構な人ですよね」
「その兄ちゃんもバット振るなんてな」
鋼牙はその光景を思い出しつつ述べた。
「それはやっぱりな」
「試合ですかね」
「それで相手はひょっとして」
銀太と八角はさらに言った。
「大谷選手ですか」
「まさか」
「そうかもな、まあ兎に角な」
さらに言うのだった。
「俺達は今から練習だ」
「ですね、卑怯なことしても勝てる相手じゃないし」
「真面目に練習しましょう」
「そうしような」
「あとちゃんと食べないと駄目だよ」
珊瑚はこのことも言った。
「練習してね」
「そうよね」
琥珀も確かにと頷いた。
「お腹が空いたらね」
「力が出ないからね」
「それも忘れないで」
「そうしてだよ」
そのうえでというのだ。
「練習して試合もだよ」
「やっていくのね」
「飯はあるんだ」
食べるものはというのだ。
「だったらだよ」
「食べることね」
「三食ちゃんとね」
「それもお腹一杯」
「そうしていくんだよ」
こう言うのだった。
「いいね」
「よし、練習の後は食うか」
犬夜叉も応えた。
「晩飯をな」
「今日はカレーだから」
かごめが言ってきた。
「沢山食べるのね」
「勿論だよ、それでカレー何口だよ」
「甘口よ」
かごめはすぐに答えた。
「草太が好きだから」
「中辛じゃねえのかよ」
「辛口でもないですな」
弥勒も言ってきた。
「それがどうも」
「それでも甘口だから」
かごめは譲らない口調で述べた。
「いいわね」
「仕方ねえな、じゃあそっちをな」
甘口のカレーをというのだ。
「食うな」
「それじゃ
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