第一話 恐怖の居合ホームランその二十二
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「喜んで挑もう」
「そうするか」
「うむ、ではな」
「挑戦状書くんだな」
「今からな」
早速書道の席と座布団を出してだった。
殺生丸は筆と硯も用意して書きはじめた、そうして挑戦状を書いていくがよく見ればその文字は英語であった。
「英語で書道?」
「大谷選手は今アメリカのチームにいるからな」
りんに冷静に答えた。
「アルファベットでだ」
「書いているのね」
「そうだ」
まさにというのだ。
「そうしている」
「気遣いなのね」
「そうなる、他の者はどう書くか知らないが」
それでもというのだ。
「私はだ」
「アルファベットで書くのね」
「そのうえで送ろう」
「それじゃあね」
「何か違和感あるけれどな」
鋼牙はそれでもと述べた。
「それでもな」
「丁寧だよね」
「ああ、こいつらしいと言えばらしいな」
鋼牙は草太に応えた。
「こうすることもな」
「そうだね」
「じゃあ書き終わったらな」
殺生丸がというのだ。
「手紙送ろうな」
「それじゃあね」
「それで勝てる確率は幾ら位かのう」
刀々斎は述べた。
「一体」
「一億分の一かのう」
楓が答えた。
「それは」
「ほぼ無理か」
「わし等はプロでなくてな」
野球のというのだ。
「大谷選手はプロの中でもメジャーでな」
「そのメジャーでも別格か」
「別格の中の別格じゃ」
それこそというのだ。
「だからな」
「それでか」
「うむ」
まさにというのだ。
「相手にならぬ」
「そこまでじゃな」
「だからそれこそじゃ」
「わし等が勝つにはか」
「もう億とかな」
それこそという口調で言うのだった。
「京だのな」
「そんなレベルで勝てる可能性は低いか」
「そうでしょうな」
弥勒も否定しなかった。
「それこそ妖怪でもです」
「勝てる相手ではないわ」
「それこそ勝てるとしても」
「京分の一位じゃ」
「あのな、それもうゼロって言った方が速いだろ」
犬夜叉も言ってきた。
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