暁 〜小説投稿サイト〜
るーみっくキャラオールスター対大谷翔平選手
第一話 恐怖の居合ホームランその十六

[8]前話 [2]次話
「そうはです」
「勝てないですね」
「そうした人なので」
「俺達じゃ無理ですね」
「ボクサーの方々でも」
「ボクサーはボクサーで」
 畑中はそれでと話した。
「野球選手は野球選手で」
「また違いますし」
「しかも大谷選手ですから」
「勝てるとはです」
 そして阪神に来てもらうことはというのだ。
「思えないです」
「絶対に無理ですね」
「もうな」
 向田は達観した顔で言った。
「相手が相手だからな」
「大谷選手ですから」
「バケモノだ」
 一言で言った。
「だからな」
「それで、ですね」
「例え試合をしてもな」
 それでもというのだ。
「勝てねえ、けれどな」
「それでもですか」
「やるだけやってみたらいいだろ」
 畑中にこうも言った。
「それでひょっとしたらな」
「勝てるかも知れないですか」
「ああ、本当にな」
 さらに言うのだった。
「ひょっとしたらな」
「勝てるかも知れないんで」
「万が一いや京が一でもな」
 その可能性でもというのだ。
「勝てるかも知れねえだろ」
「それで勝ったらですね」
「阪神に来てもらおうな」
 大谷翔平、彼にというのだ。
「絶対にな」
「そうしますね」
「だからいいな」
「はい、チームを組んで」
「大谷選手と試合するぞ」
「わかりました」
「しかし」
 それでもとだ、アンジェラは言った。
「大谷選手は凄過ぎますね」
「そうなんですよね」
 畑中もそれはと応えた。
「投打二刀流で」
「どっちも桁外れで」
「もうです」
 それこそというのだ。
「バケモノとです」
「言っていいですね」
「本当に」
「ボクサーじゃなくてよかったよ」
 タコス八郎は笑って話した。
「僕達じゃ絶対に勝てなかったからね」
「無理に決まってるだろ」
 松阪がすぐに応えた。
「階級以前にな」
「能力が凄過ぎてね」
「俺達じゃどうしても勝てねえぞ」
「ボクサーだったらね」
「だからな」 
 それでというのだ。
「あの人と試合してもな」
「負けるね」
「絶対にな」
 それこそというのだ。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ